気ままにクラシコ

カッコだけはエリートリーマンな三十男がファッションについて語ります


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着道楽のための節税講座!? 〜特定支出控除〜

2013年3月24日 

TPPでAldenが安く!?

日本のTPPへの交渉参加が正式に決まりしたね。言うまでもありませんがTPPは参加国同士の関税を撤廃するもの。多少なりとも靴のことを知っていれば、日本に輸入される「靴」にも関税がかかっていることはご存知でしょう。TPPの参加が決まればメイドインUSAのオールデンは当然安くなるべきです!ブランド価値の維持など大人な理由で何事も無かったかのように、そのままの値段で売られそうな気もしますけどね。TPPにとどまらずユーロ圏とのFTAを結んでくれれば、C&Jやエドワード・グリーンも関税がなくなります。この辺はお隣の韓国を見習って欲しいところです。

着道楽に有利な税改正

TPPの関税つながりではありませんが、日本でも着道楽に朗報な税制の改正がありました。それが「給与所得者の特定支出控除」です。当方のブログでは詳細な説明は省きますが、簡単に言えば今までサラリーマンに認めれていなかったスーツなどの衣類を、特定支出(経費)として収入から控除できるようになります!年収が500万円で特定支出が100万円の方のモデルケースを計算すると下のようになります。

 給与所得 500万円
 給与所得控除 500万円×20%+54=154万円
 特定支出額 100万円
 控除加算額 100万円−154万円×1/2=23万円
 還付額 23万円×10%(税率)=2.3万円

2.3万円も税金が戻ってくるのは大きいですよね。特定支出は衣類の他にも帰宅旅費、接待、資格取得費も認められています。これらを考慮すれば年収500万円で特定支出が100万円を超えることは、あり得ない額ではありませんよね。ただし、下記の条件を満たさなければいけません!

  1. 特定支出が給与所得控除の半分以上から適用
  2. 確定申告を自ら行う
  3. 給与支払い者の証明書が必要

普通に生活していたら1で弾かれてしまいますよね。ですが、私のブログを読んでいるかたでしたら、靴、スーツ、シャツ、鞄で年間50万円ぐらいは珍しくないはずです。それに帰宅費や資格取得費等を加えれば、クリアできるのではないでしょうか。因みに一時期の私でしたら衣類だけで余裕でクリアです(アホですね)。

特定支出控除は残念ながら年末調整では対応できません。自ら確定申告をしなければいけません。私は確定申告をやったことはありませんが、手間なのは間違いないですよね。

一番のハードルが3の給与支払い者の証明が必要な点です!特定支出の必要性は税務署ではなく会社が判断するんですね。証明書の様式は国税庁のHPに用意されていますので、それに記入して捺印してもらえばよいのですが、一着10万円するボリオリのスーツが仕事で必要であると、会社はなかなか理解してくれないでしょう・・・。と私はここで諦めました。

糸偏業界は適用されやすい!?

ここで、フッと思いついたのですが、アパレル関係の方はこの特定支出控除が当てはまる方が多いのではないでしょうか?ショップ店員さんでしたら、ユニフォームとしてたくさんの服を買うでしょうし、証明書も会社の理解が得やすいのでしょう。私が書いたことはすでに常識なのかもしれませんが、糸偏業界で興味のあるかたは調べてみるとよいですよ〜。

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