ニットのお直し ~パタゴニアのカシミアセーター~
2012年2月22日  patagonia

10年ほど前に買った、パタゴニアのカシミアセーター。当時はパタゴニアやカリマーなどのアウトドアブランドが大好きで「こらから登山ですか?」のようなカッコを毎日していました。今でも趣味で山に登りますが、アウトドアウエアを街着にすることは殆どありません。ただ、このニットはシンプルなスゥエット型でイタリアンなカッコに合わせられそうです。ところが、当時のアウトドアものの宿命でサイズがXSと言えども完全な「メタボフィット」なんです(涙)。

ムササビのようなアームホールに、ビール腹を優しく包むおへそ周り・・・とても着られたものではありません!こうなると「お直し」するしかないですよね。シャツやパンツのお直しは一般的ですが、ニットのお直しはどうなのでしょうか?色々と調べると札幌にもニットのお直しを得意としているお店があるようです。そちらに持ち込んで話を聞いてみると、お気に入りのスメドレーのニットのシルエットに合わせてお直しOKとのこと。アームホールと身幅を削って値段は3,000円代。意外と安い!?私はてっきり1万円前後だと思っていました。
そなんこんなで、スリムフィットに生まれ変わったカシミアセーターがこちら!

袖がラグランスリーブになっているため、スメドレーのニットと同じシルエットにはできませんでしが、かなり満足度は高いです。今のニットと同じスリムなサイズ感に仕上がっています。修理前はタンスの奥深くに眠っていましたが、修理によって一軍復活です。ヤコブのデニムとアスペジのM-65を合わせればイタリアンの日常着!?中に白シャツを合わせても良いですね。
縫い目の拡大図はこちらです。


言われないと修理した後とはわからないですよね。値段は丁度3,000円。この価格ならもっと前から出しておくべきでした!もしシルエットがイマイチなニットがありましたらお直しするべきですよ。パンツの裾直しと同じように気軽に修理出来ます。ちなみ私が修理をお願いしたお店は札幌の「FUKUKOU」さんです。ありがとうございました!